レワンタカ・ヤドニャ

Rewantaka Yadnya

舞踊名:
レワンタカ・ヤドニャ舞踊
原題:
Tari REWANTAKA YADNYA
種類:
バリバリアン 舞踊
製作年:
2009 年

クレスナ神とバラデワは、レワンタカ山のふもとで開かれる「ヤドニャ・ムルブ・ブミ」の儀式の準備を進めていた。クリシュナ神の妻の女神ルクミニや、妹のディア・スバドラも忙しく準備を手伝っていた。

瞑想を終えて、インドラプラスタ宮殿へ戻る途中であったアルジュナが、ちょうどレワンタカ山を通りかかった際、その非常に美しい装飾をされた山の姿を見て驚き、自ら群衆の中心に近づいていった。そこでクリシュナと一族に出会ったアルジュナは、この儀式にぜひ出席して欲しいとお願いをされる。

女神ルクミニと、義妹ディア・スバドラがルジャン・ストリを踊り始めた。ディア・スバドラの踊りは、アルジュナを強く惹きつけた。体に流れるサトリア(王族、貴族)の血が騒いだアルジュナは、何千人もの民衆が儀式を行っている目の前で、踊っているディア・スバドラを稲妻のように素早く抱え、会場から出ていった。

バラデワは、非常に侮辱を感じて、アルジュナを追いかけ、彼の武器レナラで打ちかかりますが、すんでの所でクリシュナに止められ、アルジュナは一命を取り留めます。

落ち着きを取り戻したバラデワに、クリシュナは、アルジュナがワンサ・ヤドゥとレスニの一族であると話し、さらに、アルジュナとディア・スバドラがお互いに惹かれあっており、これはクサトリアの生き方の中で、「トリ・スラディラ」と呼ばれるもので、誘拐ではないと説明がなされました。

参考/資料: PKB