サンピアン・ボコールの作り方

プランテーション反対派で、自宅にヤシの樹が無い方へ
日本で、シンガポールで、スペインで、台湾で、イギリスで(このサイトを見てくれてる上位5カ国)あああああもう、つまり海外のバリ島の外でウェルカム・ダンスが踊りたい人のための
ボコールの作り方=How to make Sampian Bokor !!! パチパチパチ

bokor
お花を巻く踊りにつきものの、この皿、ボコールと呼びます。ボコールとはお寺でお祈りする時に花や線香を置く「銀の深皿」です。踊りでは、このボコールに、ヤシの葉で作ったサンピアンという飾りを敷いて、上から花を盛ります。
ボコール

ボコール が無かったら、キャンプ用のアルミ皿で代用もOK。


撒く花 は、軽いものをご用意ください。
上の図には、気取って蘭なぞ添えてしまいましたが、そんなデカいの入れたら、せっかくの華やかな踊りのクライマックスで、ヒラヒラと花を播こうとすると「ボテッ」と落ちゃった・・・という事にもなりかねませんので、花びらをムシルなりして、軽くね。
笑いをとりたい ちび太イズム の踊り子には、飴玉とか、ゴムの蛇おもちゃとかを、皿に仕込んd…あ、すんまっせん。
バリ島でよく見る皿の中の花 ■ブーゲンビリア(インドネシア語で「紙の花」というだけあって、ヒラヒラと軽く飛びます) ■マリーゴールド ■刻んだパンダンの葉(芳香) ■アジサイ ■プルメリア(ボテッとタイプ)


サンピアン と呼ばれる飾り
まずは【ここ】から、印刷用の型紙をダウンロードし、はさみでチョキチョキ切ってください。
A4サイズの薄い黄緑色の紙にギリギリ幅で印刷すると、それっぽく仕上がります。17~19センチのボコールに合うサイズ(多分)なので、型紙の上部は、御自分のボコールのサイズにあわせてください。 たくさん切るの面倒!という手作業苦手な人は、横幅を太く拡大して印刷すれば、少ないパーツで、ボコールのグルリが囲めます。

ボコールの作り方

組み立て方は、自由です。 バリでは上図左のように円形を作り、中央を少しくぼませて花を置きますが、ヒッジョーに持ちにくい(私には) ので、上図右のように、御客様に見える側だけサンピアン飾りを垂らしても、充分いけます。

サンピアン・ボコールの作り方 バリ舞踊 ウェルカム・ダンス

ていうか、全然自由だから~。適当に、ギザギザの切れ込み入れればいいのです。あなた好みの刻み方を研究してください。 上図右の写真なんて、単純ストレートです。でも、ボコール(木製、塗装)の柄が見えて可愛らしいですよね、、、バリ舞踊のチラリズムです(?)。
自分のオリジナルを作る時の注意点:
「上図のA」は、ボコールの半径+1cmくらいの長さが適当。花を置くとボコールの深さに沿って沈みます。
「上図のB」は、長めに。ここは、ボコールから飛び出して皿に沿って垂れる最初の部分なので、ここが短いと、葉がピンと反って綺麗に垂れてくれません。
「上図のC」は、重り になる部分なので、あまり切り刻まず、シンプルに。
がんばって!!!

お客様の声:バパンサリ楽団 様より

ジャジャーン!!

バパンサリさん公演(御影花びらまつり)で、ご利用頂きました。

ボコールの作り方

バパンサリ結成11周年イベントに、ちび太が作った特製バージョンなので「BS11」の文字が上部分に入っています。

印刷頂くと、このような感じに仕上がるという雰囲気はお分かり頂けると思います。

緑色の紙でなく、普通紙での印刷だそうです。

バパンサリのSさん写真提供ありがとうございました。