ケチャッ

Kecak

舞踊名:
ケチャッ舞踊
種類:
舞踊
kecak

50~200人の男性が火を囲んで円陣を組み「チャッ チャッ チャッ(Cak – Cak – Cak)」というかけ声を基調とした詠唱をおこないながら、踊り手が物語を演じていく舞踊劇。

「チャッ 」という声や、物語に猿の軍団が出てくることから、別名「モンキー・ダンス」と紹介されることもありますが、カエルの合唱を基にしているとか、ガムラン楽器のリズムを口でとっている等と言われており、猿は関係ないようです。

バリの観光事業がさかんになり始めた1930年代、西洋人の画家ワルター・シュピース(Walter Spies)と作家キャサリン・メルソン(Katharane Mershon)の提案をもとに、ギアニャールのブドゥル村に住むリンバック(Limbak)を長とするグループによって
サンヒャン
で詠唱されていた「チャッ」の声を基にした新しいスタイルの舞踊として創作されました。

男性は上半身裸で、白黒格子のポレン(Poleng)というサロンを巻いただけの格好をし、耳にはプチュックと呼ばれる赤いハイビスカスを必ずつけます。

椰子油を燃やした火の周囲に座って演じられる物語はインド叙事詩ラマヤナ物語の中から、主にシータ姫(Sitha)の誘拐・救出劇

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演者はコーラスを行うのみでなく、同時に演技も行うなど複数の役割をもち、劇中でラーマ(Rama)の応援をする猿の軍団になったり、ラワナ(Rawana)を手伝う兵士に変わったり、また武器の鎖(Indrajit)の役目をしたりと、忙しい。

初期のケチャッは非常にシンプルなものでしたが1960年代以降に現在のような衣装をつけた演出になりました。

古いフィルムでは、ラーマなどの役も「Cak」のコーラスを行う者がそのまま演じていたようです。

チャッも同じものです。日本語では、ケチャック や ケチャ と書かれる事もあります

1939年7月撮影のケチャ(場所:デンパサールから20km)

Kecak performance

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