ニンパン 寺院祭(オダラン)の最終日

Pura Dalem Gede Peliatan Nyimpan
Seka Gong Gurnita Sari Br.Kalah Peliatan

寺院の祭事オダランの最終日をニンパンと呼びます

プラ・ダレム・グデ・プリアタン寺院の今回のニンパンは
我々バンジャール・カラー地区の氏子が担当となりました

早朝のひと気のない寺院には、祭事の下準備をする人しかいません
そのひっそりと静まり返った寺院で、神々のために「グルニタ・サリ」楽団が演奏を行います

もともとバリ芸能は、観客のためでなく、神様のために音楽や舞踊を奉納することからはじまりました
神殿に向かって、次々と音楽が奏でられていきます
これが、本来のバリ芸能の姿です

Pura Dalem Gede Peliatan Nyimpan
Tari Pendet (Ritual Dance)

太陽が昇るに連れて、氏子達が集まってきます

儀式が始まると、女性による奉納舞踊のペンデットが行われます

お供え物を頭に載せた女性、槍や旗を持った男性が
聖職者たちの後ろに行列を作って、寺院内をグルグルまわり
その後で、寺の外へ出て行きます

Pura Dalem Gede Peliatan Nyimpan
寺院内を巡回

これらの写真は、ニンパンの儀式のなかの、ほんの一部分で、実際にはより多くの儀式が行われます