スプリング・スクール・ウブドの生徒によるパフォーマンスが行われました。 ウブドにあるパラディソというシネマ館を借りての「アンクルン楽器とリサイクル楽器による公演」です。 竹のアンクルン・オーケストラ スプリング・スクール・ウブド生徒演奏 このパフォーマンスは、一般向けに公開されたもので、竹の楽器であるアンクルンの演奏と 自分たちで用意した手作りのリサイクル楽器による演奏をメインに、唄や踊りなどを披露。 アンクルンでは4曲の曲を演奏、その様子を映像で御覧ください。 リサイクル・ミュージックで使われたパーカッション類は、子供たち、そして先生による手作りです。 スプリング・スクール・ウブドでは、授業の中でリサイクルの概念を強く指導しており、そのテーマに沿って、空き箱などの様々なゴミから、工夫して何かを作るということを進めてきました。 スクールの音楽教師である(カデック・フェリー)は、「ミュージック・プロジェクト」というテーマを選んで、ここ半年ほどはゴミから作り出す楽器を、生徒たちと一緒に作ってきました。 牛乳パックと王冠のタンバリン、空き缶のシェ-カー、風船とペットボトルで作るトランペット、ヤクルト容器のシロホン そしてバケツや、車のマフラーのパーカッション類など 自分たちで作って、自分たちで音を出してみるのです。 リサイクル・ミュージック・パフォーマンス ヤクルト容器で作ったインストゥルメンタル楽器 例えばこのヤクルト容器の楽器は、8本のヤクルト容器とシリアルなどの空き箱から作ります。インターネットで調べ、長さを変えると音階になることを知り、少しずつ長さを変えて、叩くとドレミが出るように工夫してあります。 僕らのドラム! ペットボトルのトランペット笛:左 車のホイールやマフラーを使ったパーカッション:右 リサイクル・パーカッション・ウォールは音の壁です:左, アルミ缶で作ったバリ島のゲントラグという伝統楽器:右 ゲントラグは、バリ島の伝統楽器でガンブー芸能やスマル・プグリンガン楽器の編成の演奏で使われるものです。 青銅などが材料ですが、スプリング・スクール・ウブドではアルミ缶で代用。 実際は、膝丈くらいの楽器ですが、子供たちが振りやすいように長い棒に取り付け、 が空き缶を切り、長さを変えて賑やかに鳴るように作りました。 3R万歳! Salam 3R!