ムチャルー プスケスマス・スカワティ(チュルク) 2018年3月

Madu Suare楽団が、チュルクにあるプスケスマス・スカワティの祭事に呼ばれました。
プスケスマスとはPusat Kesehatan Masyarakatの略語で保健所のような活動を行っている施設です。

バリ島では、家庭だけでなく、会社や、こういう政府の施設にも寺院があり、創立祭にはきちんと祭事オダランが行われます。
今回は、大きなオダランの前のムチャルー(浄めの儀式)という事でした。

ムチャルー プスケスマス・スカワティ(チュルク) 2018年3月

チュルクは10km弱の場所。近場の奉納は各自バイクで向かいます。族ですな、プナブ族。

ムチャルー プスケスマス・スカワティ(チュルク) 2018年3月

保健施設なので薬草の類が植えてあり、解説付き。奏者は熱心に読んでいました。

ムチャルー プスケスマス・スカワティ(チュルク) 2018年3月

右が施設。寺院の手前には高僧用の高い櫓が用意されます。

左手に、土が盛ってあるのが見えますか?
穴を掘った、その土を脇に置いてあるんですが、
ムチャルーは、たいてい、動物の生贄が埋められます。
大きい規模だと白い水牛のを見た事があります。
ああ、近いな、やだな・・・。

ムチャルー プスケスマス・スカワティ(チュルク) 2018年3月

この後の展開を何も知らないくつろぎのひととき

やな予感は、思ったより強烈でした。
供物を持って敷地内をグルグル回るクライマックス(?)の儀式中
ヒモに繋がれたアヒルが地面を引き摺ってこられました。
血を地面に流すのが目的なのですが、
その直後、
横のおじさんが演奏を間違えました。
「え?この曲で?」と思うまもなく
目の前を茶色い犬が、、、、
いえ、犬だったろう物体が、、、、(トラウマになると思うので状態は説明いたしません)
ダメだ!!!!!!
こういうの苦手。

演奏を間違えたおじさん(犬を飼ってる)だけでなく
他の演奏者達も、すぐ脇を通っていくのを見て動揺しています。
二周目に回って来た時には、みな沈黙で、目をそらしていました。

出されたお弁当(ナシ・ブンクス)も、
ショックの余韻が長くて、肉を食べられないままに残してしまいました。

輪廻転生感のあるバリ・ヒンドゥー教では、この茶色の犬(使われるのは特殊な斑がある犬)は
儀式で使われて、人間の役に立ったので、次の世で畜生界から人間界へ転生すると考えられているそうです。
いや、そんな身勝手な。犬は転生よりも今を生きたいだろう。と思いましたが、あまり深くは追求できず・・・。

今回は、ちょっときつい奉納でした。