おっさんの衣装をもらった。

数年前、男性の格好で演奏をした事があるのですが、
バリ島では女性はクバヤ姿で演奏というイメージが固まっているのか、バリ人には私の男装が不評で、封印となりました。

おっさんの衣装をもらった。
自分では「カッコイイやん」とうぬぼれてるんですけど

あの当時は、女性はクバヤの方が華があるだろう!
格好悪いからやめろ!とブーイングを受けたのですが、
もう、華がしおれてしまったのでしょうか・・・
もう、おっさん以外の何でも無いという判断からでしょうか?
このたび、男性用の衣装を渡されました。

この地域では、男性は二枚の腰布を巻きます(一部地域では一枚)
まずは、下に巻く黒い腰布サロンと、上から覆う黄色い腰布サプッが配給され、
頭に巻くウダンは手持ちの白を臨時でと言われました。
よっしゃ~!
封印を解くのだあああああ。

自分の中ではイケてると思ってたので
男装万歳~!って気持ちがちょっぴり。

しかし、寺院祭が近づいたら、やっぱり
「あなたは黒を通常のサロンに、上の腰巻を畳んで帯にしてね」と指定が。
女性の男装は、受けが悪いようです。ちっ。

ところが、腰巻の生地が薄ぅ~いのです、、、二周しても、透けて下着が透ける。
バリ女性の盛装は透け透けの上着が常識ですが、パンツ丸見えはあり得ないでしょう!
どうしても男装はだめかな?・・・と粘りましたが、
「うちの集会場でエアロビするおばちゃん等が履いてるやつあるだろ?」と丁寧なご提案。

あれね、まあね、あるけどね。
今の日本ではスパッツって言わないわよ。って小バカにされた、あれね。
パッツパッツで履くからスパッツでいいぢゃん。

今回の衣装は、アンクルンという楽器(竹製でなく金属製ですよ)を演奏する15人編成の新しい楽団でのデビューに向けて配られたのですが、
みなさん、
↓↓↓ 揃いの黄色いポレン模様を着て楽しそう ↓↓↓
初演奏で浮かれてますねぇ、
この浮かれぽんち野郎どもめ。

おっさんの衣装をもらった。
ぎぼあいこ「一人だけ仲間はずれで不服そうな中年女性の霊が写りこんでいますね」
にいくらいわお「右上の霊、霊障がかなり強いので除霊が急務です。柿の種が必要ですね」