ウィィィ~!ってなる事

バリ舞踊が成立するには「アガム」「タンダン」「タンギス」の三大要素が必須!と、よく説明されています。(トリ・何とかと言うらしいです)

これに「タンケップ」を加えた四つが重要!という人もいます。
「タンケップ」は、他の三つと少し違うのですが、まあ、そういう解釈もあります。
先生によって違うし、同じ先生でも、前回違うこと言ってなかった?!みたいなこともあり、まあ、その辺は臨機応変に。

それと似たような、バリ舞踊にとって大切な条件という考え方に
「ウィラガ」 振付や、それを覚える過程
「ウィラマ」 リズム、音楽形式
「ウィラサ」 感情、劇的な表現
というのがあります。

これをもっと探く掘り下げると、
ウィバワや、ウィグナが追加されて6つが重要って書き方をする文献もあったり、ウィルパや、ウィチャラなんて聞き慣れないものも説明に混ぜてあったり、
私だったら、ウィピチャとか、ウィウェダンとか、、、すみません、逸れました。

どれもこれも単語の最初がウィ~ウィ~ウィ~って混乱して
なんか、うあああああ!ってなってきたので、
アタクシがまとめましょう。
バリ舞踊に大切なのは「心から楽しいと思うこと」です。

そして、自分が楽しいからって、踊りで他人に不快な思いをさせないこと。マナーを守る事も大切です。
バリの寺院でタブーなことは、日本の神社仏閣の神様に対しても行うべきではないと私は信じますが、違いますか?
ご存知の方に「あぁ~そういう事件あったね。」って思い出して頂くよう書き記しておきます。忘れ去られない様に。
(意味が判らない方、ごめんなさい。ちょっと個人的な話です。)

バリ舞踊は、根底に宗教があるのです。
楽しく気持ちよくバリ舞踊を続けていくために、
今一度、ワリ・ブバリ・バリバリアンの違いについて、
「何が神聖な奉納舞踊」で、「何が娯楽に属す」のか、
そして、どれだけバリ人が区別して大切にしているかをお読みください。

すみません、ウィ~ウィ~うなり過ぎました。

綴りは
ウィラガ(wiraga)
ウィラマ(wirama)
ウィラサ(wirasa)
ウィバワ(wibawa)
ウィグナ(wiguna)
ウィルパ(wirupa)
ウィチャラ(wicara)

重要なトリ・ウィだけ覚えればいいと思います。