ジョゲッ ブンブン

Joged Bumbung

舞踊名:
ジョゲッ ブンブン舞踊
原題:
Tari Joged Bumbung
種類:
バリバリアン 舞踊


スレンドロ音階
のグランタンを使います。
1946年頃にバリ島北部から発生したといわれ、今ではバリ島中に娯楽として広まっています。
踊り子は最初ごく普通の踊りを踊っていますが、途中から観客の男性を誘います。受け狙いの男性も多いようで、そういう時は、会場は爆笑の渦となります。

キパス(=扇子)をつかって叩かれた男性は、踊りを断ってはいけないという暗黙の了解があり、叩かれて誘われると、舞台へ上がる事となります。
ジョゲッ・ブンブンは、かなりキワドい動きもみられ、男性は踊りながら踊り子の体に触ったり、抱きついたりしようとします。
踊り子の方は、踊りながらそれを上手にかわしていきます。

いくら触ったり抱きついたりが許されると言っても限度はあるらしく2003年頃にジョゲッ発祥の地で、ジョゲッの本場といわれるバリ島北部ブレレン地方で撮影したキワドい物がVCDとして売られ「これはバリ文化として良くない」「未成年に見せられない」など風俗的な抗議が集まり、
TVでも特集が組まれる。という騒動がありました。
しかし、、、その後はウヤムヤに消えたようなのですが、あれはOKだったのかな?

参考/資料: Team Survey ASTI Akademi Seni Tari Indonesia Denpasar (Yayasan Bali Galang - babadbali.com)