スマユットとは、留め具のことです。
バリス舞踊や、テレック舞踊などで 聖剣クリスを留める紐。
ベストのように背中から被って胸の上で思い切り「ギュッ!」と縛り、クリスを挿し込みます。
紐が短くて胸の上で縛れない場合は、バリ舞踊定番アイテムの安全ピンで!
左右の穴の大きさに差があるので、狭い方をクリスの刀身、広い方を束側にすれば、踊っている時に滑り落ちるのを多少は防げますが、それでも重心のバランスが悪いクリスの場合、鞘に輪ゴムをグルグル巻いて滑り止めにする手もあります。(どうせ見えないから)
別名「猫背強制装置」
スマユット着けたら、肩甲骨が自動的に寄せられ、肩も持ち上げられて錨型ができあがります。(だったら練習しなくていいぢゃん!とは言わないでね・・・)
クリスをつけた後は、さらに背中が固定されてロボットみたいになります。
クリスの長さは結構あり、自分で思っているよりも体の左右に飛び出ます。普通に歩くと、誰かを「ゴチッ!」と突き飛ばすことになるので、他人の横をすり抜ける場合、ドアを通る場合は、横を向いてカニ歩きを意識しましょう。