リサイクル ゴミから生み出す楽器

子供たちのタンバリンの材料となった王冠

ここ数日 f (カデック・フェリー)はゴミ類を使って作る楽器作りに忙しく動いている。 f が音楽の指導をしているスプリング・スクール・ウブドが、来月予定しているコンサートで使う予定になっている楽器群だ。

いくつかの簡単なものは、ミュージック・プロジェクトの時間帯に子供たちと一緒に作り、ちょっと難しいものは家で少しずつ作成している。

ゲントラッグ(バリの伝統楽器)作りの様子

リサイクル材料で作る楽器のうち、今ちょうど作っているのがゲントラッグというバリ島の伝統楽器を基にしたもの。バリ島ではガンブー舞踊劇という古典劇での演奏に使われ、またスマル・プグリンガン編成の楽器にも好んで使用される鈴のような音の楽器だ。材料が青銅などからなるため、リサイクルは多少無理があり、アルミ缶を使ってシャラシャラと音を出すゲントラ・スタイルのリサイクル楽器として、現在作成中。
本物のゲントラは音を出すのにかなりの力が必要なので、小さな子供でも鳴らせるよう、ちょっと揺らせば音が出るように、大きめのものを作っているところである。

リサイクル「ゲントラッグ」

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