- 舞踊名:
- サンヒャン・トペン舞踊
- 原題:
- Tari SangHyang Topeng
- 種類:
- ワリ 舞踊
- 製作年:
- 古伝
- 舞踊創作:
- anonymous
踊り手はレゴンの衣装を着用し、トペンをつけて踊ります。
クテウェル(Ketewel)の村に残るこのサンヒャン・トペンは レゴン舞踊の起源にもなったといわれています。
デワ・アグン・マデ・カルナ(I Dewa Agung Made Karna 1775-1825) というスカワティ(Sukawati)王宮の貴族が、
クテウェル村にある寺院ヨガン・アグン(Yogan Agung)で 四十日と四十夜の瞑想中、
黄金色の衣装で全身を包んだ二人の天女が、 天上界の踊りを舞ってみせるのを見ました。
瞑想から覚めた彼は、すぐさま村の長を呼び、 夢の中で見た天女達そっくりの顔をした トペンを彫って作らせ、 楽団と踊り子に踊りも伝えたといいます。
ここからサン・ヒャン・レゴンが始まり、 その後ナンディールへ、そしてレゴンへと広がっていったという事です。
その昔、ガムラン・スロンディンという楽器の音は神の声という事で録音を許されていませんでした。
いつの間にかCDになって売られており、今では普通にスピーカーから流れてきます。
同じくある種のサンヒャンも、映像に残してはいけないという事で、
昔、私がこのサンヒャンを見に行った時も、何も知らない外国人が写真を撮って怒られてました。
(その寺院のサンヒャンは、数年おきに、ウブドの寺院へ踊りに来られますが、その時は条件が別なのか、某有名ジャワ人写真家が堂々と撮って公開してますけどね・・・)
しかし!時代は変わり!今ではスマホ撮られてますよ、神様。↓↓↓
画面にはサンヒャン・ドゥダリとかかれてますが、サンヒャン・レゴンに置きます。