ペンデット

Pendet

ペンデット  (ペンデット,ペンデッ,ペンデ,Pendet,
メンデット,メンデッ,メンデ,Mendet,
ガボール,Gabor)

寺院の管轄する村の既婚女性によって踊られる神聖な集団奉納舞。

女性達はクバヤで正装をし、その手には聖水の入った水差し、

アラック(Arak)の入った茶碗、ボコール皿、デュパ(Dupa=線香)など様々な供物を持ちます。

寺の広場で、聖なる方角へ向かって、神へ踊りが捧げられます。

この中に、線香デュパや香木を手に持った男性の踊り手が一人混じることもあります。

また、司祭プマンク(Pemangku)によって奉納されることもあります。

祭事順として、ルジャンの後に踊られる事が多いです。

少女たちが参加する事もありますが、一般的には結婚した女性です。

私がバリ舞踊を習い始めて、意識して踊りを見るようになってからは、寺院内で行われるペンデットの殆どが、全身白装束でした。以前は黄色が神聖な色だとヒンドゥー教協会(って訳すのか?)で指定されていたためか、黄色いクバヤが多かったそうですが、最近は白が神聖な色らしいです。

注意:公演などで踊られている煌びやかな衣装のウエルカム・ダンスとして有名なペンデットは、バリバリアン舞踊の「歓迎の踊り」に分類されます。

こちらの方のペンデット詳細をお読みください。

サイト内にある ペンデット 一覧

  1. ガボール
  2. メンデット

参考/資料: Team Survey ASTI Akademi Seni Tari Indonesia Denpasar (Yayasan Bali Galang - babadbali.com)