ワルンでナシ・ブンクス(三角に紙で包んだ弁当)を買ってたら、座って食事をしていた日本人の方から
「踊り習われてはるんですかぁ?」と、柔らか丁寧な日本語で聞かれた。
「サロン巻いてバイクに乗ってはるから、練習に行かれるんか思いましてん。」・・・と。
いやいや、曇り続きで、ジーンズが乾いてないだけです。
それよりも「プルミシィ~」とか「え、日本人だったんですか?」とか言われず、最初っから日本語で話しかけらるなんて!!
バリを数ヶ月留守にして、日本から小奇麗になって帰って来た成果かしら。むふふ。
さて、彼女は日本でバリ舞踊を習ってて、今回初めてバリ島に一週間来て、毎日サル先生に習っている。とおっしゃられました。
サルさん? サリさんの間違い?私は存じ上げない先生と、その時はお答えしましたが、もしかして、猿に似てるから日本人生徒に覚えてもらいやすいニックネームを名乗ってるだけだったのかも。(猿似のバリ人・・・ほ、ほとんどが対象かと)
で、先生が約束の時間に現れないとかいう生徒ネタで盛り上がってたら
「バリって、不思議~。日本人でもバリ人でも、踊りに関わる人と会う機会が多いんですよ。この間なんか、偶然バリ舞踊の達人にお会い出来たんですよ~。ちび太さんってお知り合いですぅ?本名は●●さんっておっしゃるんですけど。「バリ舞踊図鑑」っていうサイト作ってはる方です。私、勉強になるから、日本でもよく見てたサイトなんで、え~、この人やったん、て、驚きましたん!」
え゛! 俺様が「驚きましたん!」よ。
●●さんは知らないけど、「バリ舞踊図鑑」が「padma nila」のことだったら、このサイト。
たぶん、他の舞踊サイトの言い間違いだろうと思い、念のために、どんなサイト?って、それとな~く聞いてみました。うむ。彼女があげるサイトの色遣いや、化粧ネタや内容、スケジュール印刷とかできるのまで、どれも、うちです。
ちょっと~、日本に行っている間に「ちび太」を名乗る偽者が出てるのかい?!
微妙な気分です。偽ブランドが出るなんて、舞踊界ではプチ有名人? プチッ! (・_・)凸
彼女の話では、踊りについてのウンチクを語る長期滞在風の普通の日本人だったと。
その人、どこに住んでるの?と尋ねると、連絡先はお互いに尋ねなかったそうで、ま、俺様になりすまして阿漕なこと(※1)をするつもりなら、名刺交換ぐらいするだろうから、それでは無い感じで多少はホッとしたけど・・・
いったい何のメリットがあるのか、偽者の意図するところが今一つわからなかったのと、突然そんな話を聞いたパニックと、彼女も運転手さん待たせてたので、そのままお別れしましたが、あの時、
私がサイト作ってる「ちび太」ですって言えば良かったのかな?
私が踊ってる写真が何枚もサイト内に貼り付けてあるから、じっくり観察すれば、偽ちび太なんてすぐバレるぢゃん…なんで?! 日本でバリ舞踊教室を開く先生方には私と面識を持ってくれている方も多いので、生徒さんなら、後日、偽者がわかるかと思ったし、ま、いいか。と、その時は思ったんだけど・・・
なんか、家に帰ってきてから、怒りが沸いてきて(反応、遅すぎ、恐竜の神経伝達速度並み)
ちょっと名誉回復(?)したくなってきました。
【今回の、訴えたいこと】
わたくし「ちび太」と名乗ってますが、本名には「ち」も「び」も「た」も、一字も入ってません!
サイト内に本名しっかり書くことにしましたよ…そんだけ!
※1 踊りの先生の所へ生徒を勧誘してマージン代わりに別件で優遇(個人特定性高いので詳細書けません)受けるとか、衣装屋に連れて行って自分の衣装までちゃっかり他人の伝票に入れるとか、公演に誘って自分はガイドと言って無料で入るとか。 全部、踊り関連の実際にあった話です。気をつけてねん!