ブドゥル村ジャクサン寺院での奉納

kadek ferry ( f ) と m (mayumi) が、ガムランと舞踊の指導に通っているウィドヤ・グナ学園の生徒達が、奉納舞踊を行いました。
今回の奉納は、演奏と舞踊。
学園が設立されているブドゥル村にある、ジャクサン寺院です。

Ngayah di Odalan (Karya Agung) 2012 Yayasan Widya Funa Foundation

小学生はガボール舞踊、中学生がレゴン・ラッサム舞踊、高校生がレゴン・ジョボグ舞踊を踊りました。
まだまだ音楽とあわせる事が難しい様で、また、音楽が違った時の対処など慣れていない事もあり、
ハラハラするシーンも多少ありましたが
みな、頑張って踊りきりました。

舞踊以外にも、楽団は「パントゥン・チナ(Tabuh Pantun Cina)」という
タガス・カンギナン地区に伝わる古いスマル・プグリンガンの曲を披露。
スラモ氏(Surama)と、マルダ氏(Marda)が、この忘れられた曲が息を吹き返すように。
と、記憶を呼び起こしながら教えたそうです。
2分ちょっとの、とても短い曲ですが、とてもきれいなメロディーの「パントゥン・チナ」です。

ウィドヤ・グナ学園の子供達は、スマル・プグリンガンの古い曲をはじめ
完全版の長いレゴン・ラッサム舞踊など、大人でも混乱するような、ちょっと難しいものも習っており
限られた練習時間の中で覚えていくので、大変です。
派手な現代曲ばかりでなく、これらの古典曲を
大人になっても忘れず演奏し続けて欲しいな・・・というのが
スラモ氏をはじめとする我々指導側の願いです。

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