ボコール

bokor

ボコール  (ボコール、ボコル)

ボコールとは、花撒き用の皿のことです。
歓迎の踊りの中には、花を撒いてお客様を歓迎するものが多いのですが、その手にしている花の皿のことをボコールと呼びますす。
銀色の皿「ボコール」の上に、 椰子の葉で作った飾りサンピアンをのせ、その上に花を盛ります。花の他に薄切りのパンダンの葉なども入るので、撒かれた花は良い香りがします。
ボコールは、バリ人が寺院に持参する彫刻のある銀色の皿よりも、市場で売ってるアルミ製がオススメです。見た目には彫刻入りが豪華ですが、実際に踊ってみると判るように、サンピアンと花はボコールにチョコンと載せてあるだけで不安定な状態。中味が落ちないように、踊っている最中は、ずっと指でグッと押さえ続けねばなりません。重たいと、指がツッテきて、ブルブル震えてしまいます。どうせサンピアンで皿は隠れるのだから、軽いアルミ製が良。薄っぺらくて傷が付きやすいのですが、安い物なのでグループで揃える意味も兼ねて数個買っておきましょう。
舞踊スカール・ジャガットなどの花を撒かない花撒きダンス(変な日本語…)に用いられているタイプの花飾りは、ボコールでなくドゥランといいます。

ポキールじゃないよ、ボコールだよ。
■ 印刷して作ろう!ボコール飾りスンピヨールの作り方