サティオ ブラスタ

Satya Brastha

舞踊名:
サティオ ブラスタ舞踊
原題:
Tari Satya Brastha
種類:
バリバリアン 舞踊
製作年:
1999 年
舞踊創作:
I Nyoman Cerita, SST, MA
作曲:
I Nyoman Pasek
satya brastha

サティオ(Satya)は忠実、真実。ブラスタ(Brastha)は戦死するという意味を持ち、戦場で忠誠のため自分の体を差し出す覚悟をした一人の若い勇士の話。

敵対するアディパティ・カルナ(Adipati Karna)とラデン・ガトゥットカチャ(Raden Gatutkaca)との戦闘話バラタ・ユダ(Bharata Yudha)をマハバラタ叙事詩から引用しています。

スリ・クリシュナは、アルジュナの命を救い、5人のパンダワ兄弟(Pandawa)として助ける計画を立てていました。

バラタ・ユダの戦いで、カウラワ(kaurawas)の戦士カルナは、スリ・クリシュナからパンダワ兄弟の為にガトゥットカチャと戦えるか尋ねられます。

自分の身を差し出し戦場へ向かったカルナですが、強い魔力を持つガトゥット・カチャを見つける事に苦労していました。しかし、最後には武器コンタ(Konta 特別な殺傷能力をアルジュナから与えられた、一度だけしか使えない武器)を放って、ガトゥット・カチャはコンタの力によって倒されます。

6~8人の男性集団によって踊られ、大きな傘やキパス(kipas=扇子) が使われます。
最後はこの道具を上手く使って、馬車の形を作るという大きな動きがあります。

参考/資料: Team Survey ASTI Akademi Seni Tari Indonesia Denpasar (Yayasan Bali Galang - babadbali.com)