レゴン クプクプ チャルム

Legong Kupu-kupu Carum

舞踊名:
レゴン クプクプ チャルム舞踊
原題:
Tari Legong Kupu-Kupu Carum
種類:
バリバリアン 舞踊
製作年:

ギアニャール県のブドゥル村に残る蝶のレゴン。

テガス・カンギン村で録音されたカセットがあるので、ブドゥル以外にテガスやペジェンなどにも広まっていたと思われます。

蝶の舞う様子が描かれており、キレのいい、シンプルなレゴンです。

一時期は踊れる人が遠方(シガラジャなど)に嫁いで廃れかけていたのが、2006年のPKB用に復活させられました。ただし、記録がないものを人間の記憶に頼っているので、昔のものとは多少踊りが少し違っているという話です。【Y母&Oカ談】

その古い踊りを踊る踊り子さんの動画があります。日本人のHIROMIさんが(恐らく日本人舞踊家の大先輩、ヒロミさんと思われます)1993年に撮影された貴重な動画です。 動画にはバリ人によって「Kupu-Kupu Tarum」と書かれているのですが、このサイトではタルムでなく、チャルム表記します。
私が初めて曲を聞いたカセットの表題が「チャルム」であったこと、ブドゥルの2006年、2009年のプログラムに「チャルム」の記載があったこと、そして、2013年に録音をお手伝いした際に、「チャルム」か「タルム」かの話をさせて頂いたのですが、その際の、ああ、それはチャルムかもしれないなぁ。。。という、私自身の判断。

古い踊り(もちろん忘れている部分が多くあると思いますが)と、今の踊りが、どう違うが見比べてみてください。