舞踊劇「西遊記」~悟空、天空を騒がす~

Dance dream Kura sakti

舞踊創作者:Mio Yoshino (芳野未央)
舞踊創作者:Mika Hiraki (平木美華)
音楽監督:Yayoi Horikawa(堀川弥生)
作品創作年:2002年

孫悟空のお話。

西遊記についての小話は、ありすぎて困るので、創作者は涙を飲んで省略したそうで、沙悟浄、猪八戒は、出てきませんが、この2名が出てくる前、孫悟空がいかにして三蔵のお供をすることになったか、という話だそうです。

曲ごとに7つのパートに分けられていて

1】スレンドロ~ビモ・クロッド(グンデル): 天帝が天界から地上の平和な様子を眺めている場面。

2】マヌック・ラワ(ゴン・クビヤール): 地上の花果山山頂の石が割れて、生まれ出る石猿(後の悟空)と、猿たちの王となって楽しく暮らす石猿が、ある体験をきっかけに死を恐れるようになり、仙人に弟子入りして修行するシーン。

3】マルガパティ(ゴン・クビヤール): 悟空が、花果山に戻り、その地を襲っていた混世魔王を倒すし、様々な武器を手に入れてついには桃園の番人として天界へ招かれるシーン。

4】ガボール(ゴン・クビヤール): 天界の桃園シーン

5】スレンドロ(グンデル): 悟空が菩薩の掌の中と知らず世界の果てに到達したと思う、有名な話。

6】レボン(グンデル): 瞑想していた三蔵法師が天竺へお経を取りに行く旅に出るよう告げられる場面。

7】コサリア・アリニ(ゴン・クビヤール): 悟空が三蔵によって閉じ込められていた山の下から出され、三蔵を師匠と呼んで、お供になり、二人が遠く天竺の道のりに、共に踏み出すシーン。

より詳細を知りたい方は、是非、作者のM先輩のサイトである
ナタラジャ・バリ
の中の、この作品についての解説を読んでみてください。

解説は作者である芳野未央先輩から許可を頂き、サイトからの一部引用です。