ブル・マタ

bulu mata

ブル・マタとは、
まつ毛のことをいいます。

大きい舞台には「つけまつ毛」をつけるよう言われます。
(昔は客席に近い小舞台での使用は、ケバいからNO!と言われていましたが、最近は大小関係なくつける傾向があります)

正確に「つけまつ毛」を言う場合「ブル・マタ・パルス」ですが、
簡単にブル・マタと呼ぶのがプナリの間では一般的です。

バリ人の踊り子って、ポイポイ物を投げ捨てる人が多いんです。
ヘアピンや安全ピンは、1回使ったら捨てる、
衣装も脱いだら蹴飛ばしてそのまま、
舞台裏って、結構スゴいんですよ。

普段の姿が、踊りに現れるのだと思いますが、
踊りが上手だといわれる踊り手さんは、
衣装を丁寧に片付けていらっしゃいます。

そんな中で、この、ブル・マタ!
使い慣れている人は、次のために化粧箱にしまうのですが
そうでない踊り子さんは、使い捨てと思うみたいなんです。
で、壁やら、机の端やらにベタッ!て貼り付けてくださるもんだから
「毛虫っ!」と驚いたことも数度・・・。

もったいないお化けが出るよ、もうっ!